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2009年11月22日

twitterによる情報配信はあくまでも方法論

全国の営業職の皆さんこんにちは、ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

営業に携わる方でしたら書店のビジネス書コーナーで
セールスノウハウ本を1度は手にしたことがあるという方は
少なくないのではないかと思います。

本棚には「効果的な営業ツール」「効率をあげる時間管理術」
「一瞬で好印象を与える心理テクニック」といった類の本が
ぎっしりと並んでいます。

私はこれらの本にはある共通点があると感じています。

それは方法論ばかりが語られていることです。


たとえば最近ではtwitterが注目を集めています。

オバマ大統領が選挙のときにtwitterを使って情報配信をおこなっていたことは
ご存知の方も多いかと思います。

このことが選挙の勝利にどれほどの効果があったのかは分かりませんが、
成功事例のひとつとして日本でも紹介されて、
twitterをマーケティングに利用する企業や個人が増えてきつつあります。


しかし実際に成果を出している人はどれくらいいるでしょうか?

twitterによる情報配信はあくまでも方法論です。

方法論というものは伝えたいことがなければ役に立ちません。


もしあなたに人に伝えたいこと、つまり主義主張が無いとしたら、
twitterに限らずブログ、メルマガ、mixiなどは役に立たないということなんです。

方法論はもちろん大事です。

しかし自分が何を伝えたいのか、それを知ることなく方法論を学んだとしても
望んでいる結果は得られないのではないでしょうか。


それでは、また。
  


Posted by 鬼塚祐一 at 18:37Comments(0)

2009年11月19日

半年もあれば人生は変わる

このところ、30代になっても自分のやりたいことが分からずに悩んでいる人を
見かけるようになったファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

おかげさまで私は仕事でもプライベートでもやりたいことばかりに囲まれて楽しく生活しております。

そこで今日は、私が自分のやりたい仕事をするために
おこなってきたことをお話しようと思います。


「半年もあればましになるんじゃないですか」

私が日頃からご指導して頂いている先生の勉強会に
参加し始めたときに先生から言われた言葉です。

そのときの私は郵便局を辞めて念願だった独立系FP事務所に転職したばかりでした。

しかし霧が晴れて雲の隙間から太陽の光が差し込むような
晴れ晴れとした気持ちにはなれませんでした。

郵便局さえ辞めてしまえば、私の悩みは泡のように消えて無くなるはずだと思っていたのですが。


ただある種の悩みからは解放されました。

毎朝、通勤途中で吐き気をもよおし公衆トイレに駆け込まなければならないほどに
人を追い詰め精神を蝕む「契約ノルマ」や、理念や信念などは置き去りにされた
(あるいはそんなものは始めから存在しないのかもしれない)
目先の数字だけを求めてくるろくでもない会議や、
時間の浪費としか思えない士気高揚会と呼ばれるただの飲み会が毎週行われるような
苦痛からは解放されました。

そしてもうひとつ、郵便局の商品だけではなく、
ご相談者のニーズに合わせて様々な会社の商品から最適なものを提案する
ことができるようになりました。

このことは、お客様のことを考えれば他社でもっと良い商品があるから、
それを紹介すべきだという想いと、仕事だしノルマもあるから郵便局の商品を
勧めざるを得ないという利己的な感情が入り混じった葛藤から解放してくれました。


しかしそれでも、私の心が満たされることはありませんでした。

ちょうどその頃、冒頭でお話した勉強会に参加するようになったのです。

そしてどのような変化が私の身に起こったのか?


まだまだ勉強中ではありますが、
大勢の人の前でセミナーをさせて頂いたり、
お金を頂いてコンサルティングをおこなうことが出来るようになりました。

この変化について皆さんがどうお感じになるのか分かりませんが、
私にとってみればこれは人生を好転させた大きな成果だと感じています。


「半年もあればましになるんじゃないですか」

その言葉を信じて突き進みました。

覚悟を決めひとつひとつの物事に地道に取り組んでいけば、
半年もあれば人生は変わるものだと思います。

しかし勉強すればするほど自分の力の無さを痛感します。

自分にとっては大きな成果だと感じていても、
もっと深い世界を知るほど、
今の自分はましになった程度なんだなと思います。


まぁそれでも何かの役に立つことがあるかもしれませんので、
私が何を学び何を考えどのようなことを実践してきたのか、
このブログを通してお話していこうと思います。

興味がある方は引き続きご覧ください。

それでは、また。

  


Posted by 鬼塚祐一 at 00:31Comments(0)

2009年11月11日

自らの存在の無意味さという苦しみ

海音寺潮五郎の「天と地と」の中で、著者自身がこんなことを言っています。

「人間は自分の生きている世の中はゆがんでおり、不均等であり、濁っており、不正当であると、常に思っている。かつては均整のとれた、正しい姿を持った世があったと思っている。

しかし、実存するものはすべて個性的であるが故に、常にゆがみ、常に濁り、常に動揺しているものだ。完全な世の中などというものはこれまでもあったことがなく、これからもあり得るものではないのである。だから、完全とは人間の観念の中にしかないものであると知ることは悟りの一段階である。

この実在を直下にとらえても失望することなく、少しでも状態をよくして行くことにつとめる者がいたら、悟りの二段階に達したのである。

不完全をいとわず、完全を望まず、しかも一切の行動云為がしぜんに完全に向かっての歩みとなっている人がいたら、大悟の域に達しているといえるであろう。」


引用するには少々長いとも思いましたが文意を損ねないために省略せずに掲載しました。

まさに人生というものが的確に表現されています。

私はこの文章を読むとこのようなことを感じます。

自らの存在の無意味さという苦しみから逃れることはできない。

だからこそ、その無意味性と向き合い続け、
心の奥底に秘めた願望を叶えるためのプロセスを大切にすることができれば、
その行為自体が苦しみを緩和し自らを律する力となり得るのではないかと思います。


「天と地と」は上杉謙信の生涯を描いたもので上・中・下の3巻からなる大作です。

しかし読み始めてみるとスイスイ読み進めることができて、
下巻の最後のほうではページ数が残り少なくなっていくのが
寂しく感じるほどでした。


悟りの二段階に達することができるように日々の生を積み重ねていきたいと思います。

それでは、また。


参考文献
天と地と 上 (文春文庫)/海音寺潮五郎



¥710

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天と地と 中 (文春文庫)/海音寺潮五郎



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天と地と 下 (文春文庫)/海音寺潮五郎



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Posted by 鬼塚祐一 at 10:10Comments(0)

2009年11月09日

難しいことを分かりやすく

またまた福岡保険相談室に届いたご相談者の声をお送りします、
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

今回は8月に第1子がお生まれになられたばかりの山下さんご夫妻からご感想を頂きました。



「子供が生まれ、子供の将来を考えた時に保険の見直しをしなくては…と思っていました。
どこの保険会社がいいか分からずに友人に相談したところ鬼塚さんを紹介して頂きました。
ひとつの保険会社の商品だけではなく、いろんな会社の商品を私たち家族の状況、ライフスタイルに合わせて
組み合わせてくれたので無理・無駄のない保険に入ることができました。
お陰で今まで知らなかった保険内容を見直すこともでき、いい勉強になりました。
とても親切で分かりやすかったです。ありがとうございました。」

難しいことを分かりやすく説明することは、
やってみると結構大変なんです。

日頃から訓練しておかないとすぐに錆付いてしまいます。

特に私は話が上手いほうではないので事前準備は入念にしておく必要があります。


世の中には簡単なことを難しく説明する人や難しいことを難しく説明する人もいますが、
そういったことって割と簡単なことなんです。

「難しいことを分かりやすく」というのは仕事をおこなううえで
とても大切な要素だと私は考えています。

それでは、また。


福岡保険相談室




  


Posted by 鬼塚祐一 at 15:11Comments(0)

2009年11月06日

雑餉隈の小さな美容室 「petit a petit」

「子供が生まれてからというもの美容室に半年も行ってないわ」
という福岡市近辺のオシャレな子育てママ向けの話をしようと思います、
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

私の妻も娘が生まれたばかりの頃は娘から目が離せないため、
美容室どころかほとんど外出すら出来ないようでした。

しかしもともとオシャレにはかなり気を使うほうなので、
美容室に行けないことは結構なストレスになっていたようです。おそらく。

私は日頃から女性の美に対する探究心や行動力には
すげーなと思わされていますので、
美容室に行けないことでストレスが溜まるということは
自然なことなのだろうと考えています。


同じようなストレスを抱えている子育てママはそう少なくはないと思います。

そこで、子連れでも安心して行ける美容室をご紹介します。


まるでフランスのこども部屋のような楽しい部屋のような空間。

完全予約制で一組しか受け付けませんので、
お子さんが泣いてもぐずっても安心、思う存分美しくなって頂けます。

料金表や地図など↓



私の友人が一人でやってますので、
予約時に「鬼塚からの紹介」「子連れです」と伝えていただくと暖かく迎えてくれるはずです。

私も妻も6年ほど前からお世話になってます。


雑餉隈の小さな美容室 「petit a petit」
http://petithair.exblog.jp/


それでは、また。

  


Posted by 鬼塚祐一 at 18:53Comments(0)

2009年11月06日

受講者の中から弊社で働きたいという方が

ご無沙汰しております、
という冒頭のフレーズがめっきり定番化しつつある
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

9月あたりからありがたいことに仕事量が激増しまして、
それと反比例するようにブログの更新頻度は右肩下がりのマイナス成長を続けております。

あいかわらず女性のためのやさしいマネー講座は
満席日が出るほどの盛況を頂いております。

小倉でも開催しておりますのでお近くの方は是非一度お越しください。


この女性のためのやさしいマネー講座が始まったのは約5年前で、
これまでに1,500名以上の方が受講されています。

私も受講生の一人で3年前くらいに受講しました。
それがきっかけとなり今の会社に転職することになったわけです。


このようにセミナーを続けていると、
受講者の中から弊社で働きたいという物好きな方が何人も出てきます。

私もその物好きな一人ですが。

受講者の方は弊社の給与体系や就業規定をご存知ありませんので、
純粋に弊社の経営理念に魅力を感じてくださっているのだろうと思います。


今のところ採用の予定はまったくありませんが、
同じ志を持つ仲間が増えることを楽しみにしています。


それでは、また。
  


Posted by 鬼塚祐一 at 15:12Comments(0)

2009年10月30日

新婚特有の空気感が何とも言えず良い

どうもご無沙汰しております、
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

前回の更新からかれこれ3週間ほど経過しておりますが、
いかがお過ごしでしょうか?

この間、私が何をしていたかといいますと、
結婚されたばかりのご夫婦や、
お子さんが生まれたばかりのご家族をはじめ、
年齢が7つ離れた歳の差ご夫婦といった
様々なジャンルの方々からご相談を受けておりました。

つい先日は宮城県の方からコンサルティングのご依頼のお電話を頂きました。

残念ながら遠方の方は対応が難しいので
お断りさせていただきましたが、
申し訳ないなぁと思っています。


さて、今回も福岡保険相談室にご相談者の声が寄せられております。

9月にご結婚されたばかりの久米さんです。



『私が求める保険の意味、使い方が鬼塚さんと一緒だったことにとても嬉しく思いました。
もしものとき、最低必要な死亡保障、医療保障など改めて考えさせられる機会となりました。
説明の紙や自分で記入していく紙などを使って詳しく説明していただき、とてもわかりやすかったです。
同じ気持ちを持ってお話できたこと、私達の保険保障を一生懸命考えて下さったこと、
本当にお会いできてよかったなぁと思いました。
鬼塚さんにも言われましたが、保険というのは使われないことが一番です。
日頃の生活で自分の健康管理を心がけていくことが一番の保険だと私も思います。
結婚したばかりでこれから家庭を作っていく2人なのでしっかり頑張っていこうと思っています。
説明もわかりやすく話しやすく、よい方なので私も旦那さんも自信を持って友達に勧められます。勧めたいです。
本当にありがとうございました。』


何を隠そうというほどのことでもありませんが、私は新婚のご夫婦と話すことが大好きです。

新婚特有の空気感が何とも言えず良いです。

もしアドバイスがあるとすれば、
結婚生活において3年目くらいに一度乗り越えるなければならない壁のようなものが立ちはだかるかもしれませんが
それさえ乗り越えれば当分の間は大丈夫だろうと思います。

先は長いのでがんばってください。お幸せに。

それでは、また。

  


Posted by 鬼塚祐一 at 11:52Comments(0)

2009年10月08日

専業主婦の渡辺さんから頂いた感想

このところ福岡保険相談室に続々とご相談者から
コンサルティングのご感想を寄せて頂いているので
ふつふつとやる気が湧いているファイナンシャルプランナーの鬼塚です。


今回は専業主婦の渡辺さんから頂いた感想をご紹介します。



『保険を見直したいと思っていても、数ある保険から選ぶのは至難の技。
インターネットで福岡保険相談室を見つけ、思い切って相談する事にしました。
丁寧な根拠ある説明と、私達目線に立った考え方に共感しました。
今必要な保険は何か知る事が出来たし、納得のいく保険を見つける事ができました。』


コンサルティングに同席されていたご主人は
こんなことをお話されていました。

「保険なんてどこでも一緒なんだろうと思ってあまり興味が持てなかったのですが、
今回のようにきちんと比較してみるとまったく違うものですね。」

とご満足いただけたようでした。


これまで多くのご夫婦からご相談を頂いてきましたが、
ご主人は保険に対してあまり興味がなく、
どちらかというと奥さまが熱心に比較検討している
というケースは割りに多いです。


しかしきちんと比較してみると俄然興味を持って頂けます。


するとコンサルティング後に奥様から、

「今までは主人が保険の見直しに興味を示さなかったのに
 今回はとても納得してくれて、やっと見直しができました。助かりました!」

というご感想を頂くこともあります。


どのようなカタチであれ人様のお役に立てるということは
やはり気持ちが良いものです。

今日もまた仕事に励みたいと思います。

それでは、また。


  


Posted by 鬼塚祐一 at 12:05Comments(0)

2009年10月01日

戦争と原爆についてあまりにも知らなすぎる

少し前のことだけれどアメリカの歴史教科書では
日本との戦争と原爆についてどのように語られているのだろう、
という疑問がふと頭に浮かんでから、
そのことに興味を持ち始めたファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

さっそく関連しそうな本を探して2冊購入しました。

このところ忙しくゆっくりと読書に没頭するまとまった時間がとれなかったので
常にカバンの中に入れて持ち歩き空いた時間に少しずつ読み進めました。

その矢先に国連安保理で「核なき世界」決議が
全会一致で採択されたことは私に不思議な感覚を与ました。

この不思議な感覚は以前にも味わったことがあります。

それは社会人になったばかりの頃に海辺のカフカを読んだときのことです。

作品の中で空から魚が降るシーンが出てきます。

それはとても印象に残る場面でした。

何日か後の朝、寝ぼけながら見ていたニュースで
空から魚が降ってきたとアナウンサーが口にしたとき、
実はまだ夢の続きを見ているのかと混乱したことがあります。

このように本の中で書かれていることが現実の世界で実際に起きたときに
私は不思議な感覚を持つことになります。


話をアメリカの歴史教科書に戻します。

2冊の本を読了して感じたことは、
私は戦争と原爆についてあまりにも知らなすぎるということです。

真珠湾攻撃にいたるまでの背景や原爆が投下された理由など
これまで深く考えたことはありませんでしたし、
そのような機会に恵まれませんでした。

原爆にたいして私が持っていたイメージは、
日本の行き過ぎた帝国主義にたいする制裁であったというものや、
それよりも何よりも言いようのない恐怖、
つまり死を直接的に連想させるとにかく怖いものでした。

私が学校で学んだ原爆についての知識は
このような恐怖感という漠然としたイメージだけです。

しかし私はこの怖いというイメージのその先を知りたいと思うようになりました。


たった2冊の本を読んだだけですし日本人の著者が書いたものですから、
完全に中立的で客観的な情報ではないことは理解していますが、
それでもずいぶんと理解を深めることが出来たように思えます。


「核なき世界」

実現には多くの困難があるであろうということを想像することは
誰にとっても容易いことだと思います。

しかしもし、実現することができれば…

子供たちは核兵器の脅威から解放された世界に生きることが出来ます。

それはきっと素敵なことではないかと思います。


それでは、また。

  


Posted by 鬼塚祐一 at 14:27Comments(0)

2009年09月29日

運用商品で頭を悩ませている時に有効

福岡保険相談室に続々とご相談者の感想が寄せられています、
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

今回は12月に出産予定の徳本さんから頂いた感想をご紹介します。



『(夫の保険見直しの相談)今まで10年更新型で、死亡保障・医療保障やその他オプション満載のセット型の保険に入っていましたが次回更新時の料金の上がり方ににびっくり。

年末に第一子が生まれるので保障を下げるわけにはいかないけれど、この金額は払えないな、と悩んでいました。

鬼塚さんにご相談して、死亡は死亡、医療は医療、ガンはガンと必要な保障を分けて、よりシンプルな保険に見直したところ、保障は以前よりも手厚く、金額は下げることができました。

鬼塚さんがとても気さくで話し易い方だったので、こちらも疑問に思ったことや納得のいかないところを遠慮せず質問でき、とても満足のいくコンサルティングになりました。ありがとうございました。』


今回の徳本さんのように更新時期が差し迫ってきた頃に
ご相談にお越しになる方はとても多いです。

そもそも生命保険のことを普段から考えている人なんて
ほとんどいませんからね。

そういった意味でも更新は保険を見直す良いきっかけかもしれません。


ひとつ保険の見直しのコツをお話しておきます。

何の目的のために?

いくら?

いつまで必要?


という3つの質問をノートに書いてみてください。

その横に質問にたいする自分なりの答えを書き込んでください。


たとえば、

何の目的のために? ⇒ お葬式代のために

いくら? ⇒ 300万円

いつまで必要? ⇒ 貯蓄が貯まるまでの10年間

このように書いたとします。


ここで出た答えと加入している保険の保障内容が一致していれば
見直す必要はありません。

逆に内容がかけ離れていれば見直したほうが良いということになります。


徳本さんのご感想の文中にもあるとおり、
ひとつひとつを分けて考えることができれば
非常にシンプルで分かりやすくなります。


またこの質問は資産運用の商品選択で頭を悩ませている時にも有効です。


何の目的のために?

いくら?

いつ必要?


この質問の答えが決まったらあとはそれに合った商品を選べば良いだけです。

投資で失敗する人はこれが出来ていません。


いくら良い商品でも目的に合っていなければ何の役にも立ちません。


もし金融商品でお悩みの方は一度ゆっくりできる時間を作って
自分自身に問いかけてみてはいかがでしょうか?


それでは、また。
  


Posted by 鬼塚祐一 at 16:55Comments(0)

2009年09月28日

無駄なものは一切ないプランニング

どうもご無沙汰しております、
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

前回の更新から
2週間もあくとずいぶんと久しぶりな感じがしますが、
皆さんはいかがお過ごしでしたか?

私は何かと忙しい濃密な日々を送っていました。

福岡保険相談室のご相談件数が過去最多、

女性のためのやさしいマネー講座はキャンセル待ちが出るほどの大盛況、

娘と姪と畑で芋掘りに精を出したりと、

仕事からプライベートまで充実しておりました。


さて前述の福岡保険相談室に先日お見えになった、
CLOCK WORK RECORD の大知さんからコンサルティングのご感想を頂きました。



『結婚を機に、私と妻の生命保険の見直しを考えていました。
それまでに加入していた生命保険は月々の支払いの負担も大きく、
保障内容も現在のライフスタイルに適しているのかも不安でした。

まず、自分達で様々な資料を取り寄せたり、
営業の方にお話をお伺いしたりしましたが、
不透明な点、特約など複雑な点が多く、つまり分からない事だらけ。

一番の問題は生命保険会社の比較が難しいという事。
同じ条件でA社、B社、C社を比較、検討する事自体、至難の業です。

国内大手、外資系、CM、パンフレット、そしてインターネットと、
情報が多くあり過ぎて、「結局、どこも一緒なんじゃないか?」と思っていた頃、
鬼塚FPに出会い(再会)しました。

古い友人という事もあり「どうせ相談するなら知っている人のほうが良い」
という安易な気持ちと半信半疑!?な気持ちでコンサルティングを受けたのですが、

「今まで自分が調べていたのは、いったい何だったのだろう?」
というぐらい衝撃を受けました!

生命保険に対しての謎がすべて解け、霧が晴れた感じでした。

本当に親身になって、必要な保障、希望する保障、
そして保険料を算出して頂きました。

無駄なものは一切ないプランニングにただただ驚くばかりです。

私達の場合は従来加入していた保険料から約半額!!
になり保障内容もずいぶんグレードアップしました。

鬼塚FPは、生命保険に加入する側の目線でお話しが出来る方です。
大変貴重な人材ではないでしょうか?

生命保険にお悩みの方に大いにお勧めします!!』


大知さんのご感想の文中にもあるように
福岡保険相談室にご相談にお越しくださる方の多くは
まずご自分でネットや来店型保険ショップなどでいろいろ調べた結果、
何が良いのか余計に分からなくなり最終的に当相談室にお見えになります。


年内はこの忙しさがまだまだ続きそうですが、
淡々と仕事に励んでいきたいと思います。


それでは、また。

  


Posted by 鬼塚祐一 at 15:58Comments(0)

2009年09月14日

大好きな人と仕事をしたい

ご無沙汰しております、昨日で31歳になりました
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

先週、福岡保険相談室にスペシャルなお客様がお見えになりました。

CLOCK WORK RECORD 代表の大知さんです。

大知さんと初めてお会いしたのはもう10年以上前のことです。
まぁ「会った」というよりも「観た」という表現のほうが適切ですが。

最初は大知さんがやっていたネリー&チャギーというバンドのライブを
観たことがそもそもの始まりです。

場所は当時はまだ博多駅筑紫口付近にあったBe-1か
ビブレホールのどちらかだったと記憶しております。

その初めて観たネリー&チャギーのライブが格好良くて
強く印象に残ったことを今でも覚えています。

一言で表すとするなら、
青春メロディック日本語パンク。

あの頃は歌詞といえば英語という風潮だったので、
日本語というだけでかなりのインパクトがありました。

その中でも「人として」という名曲があるのですが
皆さんにお聴かせできないのがとても残念です。

ネット上で公開されていないか探してみましたが
見つけることが出来ませんでした。


それからライブがあるごとに足を運ぶようになりまして、
私もバンドを精力的におこなっていましたから、
いつのまにかお話しするようになったような覚えがあります。

10年も前のことなので正確なところは記憶の奥の深い闇の中です。


その後、ゼンマイというバンドで上京されてからは
疎遠になっていましたが、
今回ご縁がありまた再会させて頂くことが出来ました。


大知さんがブログに今回のコンサルティングのことを
書いてくれています。ありがとうございます!
http://yaplog.jp/clockworkrec/archive/1046


私は日頃から大好きな人と仕事をしたいと考えていますし、
そうなるようなスキームを組んで活動しています。

だから20歳前後の多感な時期に影響を受けた方と、
またこうして再会しお仕事をさせて頂くということに、
胸に込み上げてくるものを感じずにはいられません。

地道に続けてきて良かったなと思います。


せっかくなので大知さんの作品をひとつご紹介。

ゼンマイ活動休止後のソロプロジェクト、
LOCAL WATER WHEELS / 『ロック衝動ハロー』




何はともあれ31歳がスタートしました。

これからも気を引き締めて進み続けたいと思います。


それでは、また。



大知さんの音楽&デザイン製作会社 CLOCK WORK RECORD  


Posted by 鬼塚祐一 at 17:26Comments(0)

2009年09月02日

告知をしたところ早くも2日間が満席

今月は女性のためのやさしいマネー講座を小倉で5日間おこないます。
告知をしたところ早くも2日間が満席となったので心が弾んでいる、
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

やはり満席というのは気持ちが良いです。

ホームページに掲載しているセミナースケジュールを

余裕あり → 残りわずか → 満席

と更新していく作業が楽しくて仕方ありませんでした。


満席というのは実に久しぶりのことです。

受講者が増えた理由としては、
リーマンショックから約1年が経過して投資環境が少しずつ上向いて
いることもあるだろうし、改善を重ねてきた広告が上手く機能したことも挙げられます。

インターネット広告に関してはお申し込み数が前月比300%増、
1件あたりのコストは約半分に抑えることが出来ました。

これでやっと思い描いていた数字に近づいてきました。


頭の中では現在の状況を5ヶ月前からイメージしていましたので、
当然成しうる結果とも言えますが、やはり単純に嬉しいです。


「思考は具現化する」

もう聞き飽きた言葉かもしれません。

しかし思考は具現化します。


私の先生は思考が無い限り具現は存在しないとお話されていました。

つまり私達の目の前の物事は自らの意識そのもの、
といえるかもしれません。


もしあなたが思い通りに物事を進めることが出来ない、
あるいは欲しいものが手に入らないと感じているのであれば、
20分で良いですから静かな環境で一人きりで自らと向き合ってみてはいかがでしょうか。

意外とあなたの願望どおりの現実になっていることに気づくかもしれませんよ。


「心からの願いは何だろう?」

先日娘が観ていたキキとララのビデオのワンシーンで、
心からの願いをひとつだけ叶えてもらえるという状況のなか、
ララが自らに問いかけていた言葉です。

悩んでいるララに星の女王はこう言いました。

「心からの願いとは自分のためのものではないかもしれませんよ」

ちょうどそのとき、キキが光さえも抜け出すことができない
と言われているブラックホールに吸い込まれそうなっていました。

結果としてララは自分のことではなく、
「キキの命を助けて欲しい、他に何もいらないから」
というお願い事をしました。


子供向けのアニメなのにここまで考えさせる内容が
詰まっているものかと感心しました。


ララの心からの願望はキキと一緒に居たいということでした。

つまりララは、そもそも自分の願望どおりの現実を手にしていた
と考えることができます。


私も心からの願いを自らに問いかけては確認するということを日々続けています。

心からの願いに気づいた人間だけが知ることのできる世界があります。

目の前の雑事を一旦放り出して、
照明を落とした部屋でゆっくりと流れる時間に身をゆだね、
自らと向き合ってみませんか?


それでは、また。


  


Posted by 鬼塚祐一 at 18:08Comments(0)

2009年08月27日

あまりにも普通なのでテクニックと気づく人もそういない

「毎回記事の冒頭で、「~の鬼塚です」と始まりますが、
 あれ良いですね。 真似しようかと思ったくらいです」

というメールを頂きました、ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

(Iさんメールありがとうございました!)


このブログを書くときの書き出しのフレーズは意図的に
このような体裁をとっています。

実はこれはテクニックのひとつです。

あまりにも普通なのでテクニックと気づく人もそういないだろうと思います。

しかしこの世の中、大事なことはいつだって
当たり前と感じているものごとのなかに在ると思います。


では何のためのテクニックかというと、

「鬼塚=ファイナンシャルプランナー」

という図式を皆さんの記憶にインプットしたいからです。


いってみれば刷り込みのような効果を期待しているわけです。

おそらくこのブログをご覧になったことがある方が、
私に向かって「何のお仕事をされているのですか?」
と聞くことはまず無いだろうと思います。

それが私の望んでいることのひとつです。


そうすればお会いしたときに自己紹介をする手間が省けて、
最初から深い話に入れるので有意義な時間を過ごすことが可能です。


それから、このブログには投資や保険に関する金融商品の話は
ほとんど書いていません。

理由は二つあります。

ひとつは金融の話をしても退屈なだけで読む人は
ほとんどいないだろうということ。

二つ目は金融商品取引法の関係で細かいことろまで書けないことです。


このようなことからブログではどちらかというと、
私が心惹かれる内的世界について書いていることが多いです。

それにもかかわらず、私の仕事は皆さん知っているという。

そうするとお仕事のご依頼を下さる方が自然と現れれてくるものです。


それでは、また。  


Posted by 鬼塚祐一 at 18:49Comments(0)

2009年08月24日

プレスリリースが100%掲載される方法

福岡の中小企業の経営者、広報担当の皆さんお疲れ様です、
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

今日はお金をかけないマーケティングの話をしたいと思います。

私はFPですがコンサルティングとセミナーがないときは、
PPC広告とSEO対策にせっせと取り組んでいます。

特に8月はPPC広告に注力しまして結果的に対前月で申込件数が2倍、
1件あたりのコストを半分にすることが出来ました。

このようにお金をかけない、あるいは低予算でおこなえる
マーケティング方法を実践することは仕事の域を超えて
ほとんど趣味の世界に突入しています。


先日また良いものを見つけてしまいました。

もし、

○記者クラブにプレスリリースをしているがほとんど掲載されない

○ポータルサイトからの良質なリンクが欲しい


と思われたことがあれば間違いなく役に立ちます。


その良いものというのは「Yahoo!オンビジネス」です。
⇒ http://business.yahoo.co.jp/onbiz/

メリットを挙げると、

○利用料が無料

○プレスリリースが100%掲載される

○企業情報に自社HPへのリンクを張ることが出来る。


SEOを少しでもかじったことがある方ならお分かり頂けると思いますが、
Yahoo!からのリンクが無料で手に入るなんて使わない手はありません。

登録するためには審査が必要となりますが、
私の場合は普通に会社情報を入力して送信したら翌日には
無事に審査を通って登録が完了しました。


このような無料で利用できるものはどしどし活用していきましょう!


それでは、また。



  


Posted by 鬼塚祐一 at 18:22Comments(1)

2009年08月17日

この世の不条理さに哀しさを感じずにはいられません

お盆期間中はいかがお過ごしでしたか?
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

私はこの時期になると終戦記念日があることもあり、
いつもより戦争について考える時間を意識して多くとるようにしています。


以前このブログでも書きましたが、
私は物心がついた頃から戦争について考えることを
避けるようにして生きてきました。

夏休みの出校日に平和学習の一環で戦争に関する映画を観た日には、
留保の無い恐怖が私を支配しました。

その日から1週間ほどは飛行機の音を聞くたびに、
B-29の空襲のシーンが頭の中に浮かんできました。


そのような私が戦争と向き合おうと意識し始めたのが2年ほど前のことです。

きっかけは、そのことに向き合わなければ
私の人生を一歩前に押し進めることは出来ないと感じたからです。


今年のお盆休みは、アメリカでは日本との戦争がどのように語られているのか、
という今までは思いつきもしなかったことに興味を持つようになり、
一冊の本を読みました。

「相対性理論」を分かりやすく解説した本です。


相対性理論はご存知の通りアインシュタインが打ち立てた理論です。

戦争と何の関係があるのだろうと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、
関係してくるのは相対性理論ではなくアインシュタイン自身です。

ご存知の方も多いかと思いますが、
アインシュタインはもともとはドイツに住んでいました。

ところがナチスの台頭によりユダヤ人への差別と迫害が本格化したため、
1933年10月にドイツを離れてアメリカに移住しました。


アインシュタインは若い頃から一貫して、熱烈な平和主義者でした。

しかし1933年をさかいにその主張に変化が見られます。

「私は以前と変わりなく熱烈な平和主義者です。
ただし、兵役を拒否するという手段をヨーロッパで再び提唱できるのは、
侵略的な独裁国家から民主的な国への軍事的脅威が存在しなくなったときのことです」

アインシュタインは1939年8月、アメリカのルーズベルト大統領に対する
原子爆弾開発の進言書に署名しました。

ドイツが先に原子爆弾を所有することを恐れての行動でした。

その6年後、広島と長崎の上空で2つの原子爆弾が炸裂し
数十万人の命を奪いました。


そして戦後、湯川秀樹がアメリカに訪れた際にアインシュタインは、
自分が原子の力を兵器に使用できると漏らしたことで原爆が造られ、
日本人を殺すことになったと涙ながらに謝罪しています。


私はこの一連の出来事を知って、
なぜ平和を追い求める人間が恐ろしい殺戮兵器の誕生の
きっかけにならなければならないのか、
この世の不条理さに哀しさを感じずにはいられませんでした。


ものごとは良い悪いという一面的なものさしで量ることはできません。

善悪の判断基準はそのときの環境、時代背景、その人の立場によって変わります。

私はそのことを頭では理解しているつもりです。


しかしそれでも哀しいという感情をおしとどめることができません。

私に出来ることはその事実を含めた戦争というものから目をそらさず、
きちんと向き合い日々を大切に過ごしていくことだと感じています。


それでは、また。


参考文献
カラーでわかる! 相対性理論/佐藤 勝彦


  


Posted by 鬼塚祐一 at 22:25Comments(0)

2009年08月11日

一度だけ悪意を含んだ批判的なコメントがありました

少し前のことだけれど学校裏サイトで娘が実名で攻撃された問題を
解決したIT会社のお父さんのブログを見る機会がありました。

yahoo!のトップページでも紹介されていたので
ご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。

私の娘はまだ保育園児なので学校裏サイトとは今のところ
直接的な関係はありません。

しかしあと何年か経てば無関係ではいられなくなります。

その頃までに学校裏サイトの問題が解決していればよいのですが、
ものごとはそう簡単に上手くいかないでしょう。

むしろ問題はより深刻になっているかもしれません。


この問題は子供たちの世界に限らず大人の世界でも同じように存在しています。

ヤフーニュースやアメブロニュースのコメント欄を見るだけでも、
その荒れ方、誹謗中傷の多さに驚かされます。

そしてそれはほとんど例外なく匿名で書き込まれます。

まぁ匿名でなければそのようなことはおそらく書かないと思いますが。


このような匿名での誹謗中傷は基本的には気にする必要は無いと私は考えています。


日常の社会生活で自分の発言が通るような影響力がある人間は
わざわざ匿名でコソコソと書き込むようなことはしません。

それよりも自分の名前を出して主義主張を発言したほうが、
よっぽどの影響力を発揮しますし手っ取り早くことが運びます。


つまり匿名=現実社会での影響力が無いと考えることができるのであれば、
匿名での誹謗中傷は気にする必要はないのではないかと思います。


おかげさまで私のブログは好意的なコメントばかり寄せて頂いており、
今でもこうして続けることが出来ています。

しかし一度だけ悪意を含んだ批判的なコメントがありました。

言うまでもありませんが、やはりそれも匿名によるものです。


初めてのことだったので少し戸惑いましたが、
私の土俵にそれ以上土足で上がられたくない気持ちもあり、
削除せずにきとんと返事を書きました。

「もし他にもご意見があるようでしたら直接電話でお話しましょう」

返事はそれっきりありませんでした。


言い分があるなら聞きますよ、
その代わりそれなりの覚悟を持ってお話されてくださいね、
という姿勢でいることは割りに大事なことだと思います。


このように、まずは親である私がネット上の書き込みにたいして
一貫した立場をとらないことには学校裏サイトの問題解決の糸口も
掴めないのではないかと思います。


先ほどお話したIT会社のお父さんは学校裏サイトに
本名と会社名を掲載したうえで娘を想う親の気持ちを書き込んでいます。

さらに匿名であってもIPアドレスをたどれば人物の特定が可能なことや、
あらゆる手段を使ってでも探し出す覚悟があるという強いメッセージも
添えられています。

結果としてそれが上手く解決に導くこととなりました。


今日のようなネット社会では、
このようなネットに関する知識を持っておくことも
子供を守るうえで大切なことのひとつとなっています。

しかし一番大切なことは何があっても子供は絶対に守るという覚悟、
その気概が非道なものを寄せ付けない力となるのではないでしょうか。

それでは、また。


  


Posted by 鬼塚祐一 at 17:39Comments(0)

2009年08月10日

熱心で前向きな言葉が重ねられれば重ねられるほど

ブログやmixiを見ていて、感謝、win-win、成功者、気づき、シェアなどの
キーワードが所狭しとぎっしり詰まっている場面に遭遇すると思わずたじろいでしまう、
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

このようなキーワードはビジネス書や自己啓発系の本でよく登場します。

私もこの手の本を熱心に読んでいた時期がありましたので、
何となく一種の知的ファッションとしてそれらのキーワードを
使用していたこともありますが、同時にしっくりとこない感覚もありました。

しっくりとこない感覚を持ちつつもそれらを文章中に用いていたのは、
そのそきの私は所属していた組織にたいしてとにかく嫌気がさしていて、
早くその環境から抜け出したいという焦りがあったからです。

だからその言葉たちが私を良い方向に導いてくれると願わずにはいられなかったのです。

しかしそんな表面的な方法では自らの意識に十分な根を下ろしませんから、
一回雨が降ったらあっさりとどこかに流されてしまいます。

結局目先のことに一喜一憂しながら同じところを
グルグルと回り続けていました。


「感謝、win-win、成功者、気づき、シェア」というキーワードが
散りばめられた文章を見ると、その頃の自分が思い出されます。

きっと現状に不満があり何事においても
上手くいっていないのかもしれないと思うことがあります。

熱心で前向きな言葉が重ねられれば重ねられるほど、
その背景にある暗い何かを感じずにはいられません。


今ではなぜそれらの言葉がしっくりこなかったのか、その理由がある程度分かります。


「感謝」

人はそう簡単に他人に感謝できるものではありません。それは感謝の意味を考えれば分かります。
そのうえで感謝の意を表現しているのであればもちろん素晴らしいことだと思います。

しかし安易に感謝という言葉を多用すると、
その言葉の裏を読み取ろうとする人が少なからずいるはずです。

それはあまり良い影響を与えないように思えます。


「win-win」

考え方としてはもちろん悪くはありませんが、
どちらかというと近江商人の「三方よし」のほうが私の好みに合っています。


「気づき」

それくらい気づいておかないといけないでしょう、大人なんだから。
と思うことがときどきあります。


「成功者」「シェア」

自己啓発本の受け売りという感じがします。それでは人を惹き付けることはできません。



文章というものは見る人が見れば書き手のこれまでの生き方まで想像することができます。

もちろん私にはそれを見抜くほどの力はまだまだありません。

しかし現状に不満や不安を抱えている人の文書は
何となく見分けることができるようになってきました。

たとえば誤字脱字が多い、一貫性がない、喜怒哀楽が激しい、否定的な表現が多い、
といったものが挙げられます。

これはあくまでも個人的な種類のイメージです。


私も良い文章が書けるよう日々をしっかりと生きていきたいと思います。

それでは、また。






  


Posted by 鬼塚祐一 at 19:01Comments(0)

2009年08月05日

同業者が他の金融機関をあまりにも激しく批判すること

私は同業者が他の金融機関をあまりにも激しく批判することにたいして
あまり好意的な感情を持っていません。ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

彼らは保険会社や銀行、証券会社がまるで目の敵であるかのように批判を繰り返します。

そこには企業の都合が最優先され一般顧客の利益が損なわれている
というメッセージが添えられています。

たしかにそのような一面が無いとは言えません。

私が郵便局を辞めたのもひとつはそのような理由からです。


しかしそれでも、彼らの批判を目にすることは気持ちが良いものではありません。

なぜならそのメッセージの中に利己的な浅ましさを感じ取ることができるからです。


もし何の予備知識も無くそのメッセージを見たとしたら、
一般顧客の利益は最優先されなければならないという
文句のつけようの無い主張に誰もが賛辞を送るかもしれません。

そうすることで彼らは自らの正当性を訴えかけます。

しかしその正当性の影に身を潜めるようにヌメヌメとした黒い何かが
蠢いている気配を感じ取ることができます。

要するに「金融機関に行くと騙されておいしいカモになりますよ。
そんな危ないところに行かないで私に相談して頂ければ良い商品を紹介しますよ」
という意図が含まれているのではないかということです。


何かを強烈に批判することは注目を集めやすいので
比較的簡単に人を集めることが可能です。

しかしその批判に共感して集まってくる大多数の顧客は
彼らの魅力に引き寄せられるのではなく、
あくまでも金融機関への不満解消を目的に集まってくるわけです。

もし彼らに少しでも期待に添えないようなことがあれば、
その集まった顧客はすぐに他の不満解消先を求めて離れていくことになるでしょう。


つまり集客のために安易な批判はするべきではない、
ということがここで私がお伝えしたかったことです。


利己的な人間の周りには利己的な人間が集まる。類は友を呼ぶものです。


それでは、また。


  


Posted by 鬼塚祐一 at 18:59Comments(0)

2009年08月03日

だから宝くじは当たらない

今自分が手にしている収入よりもより多くのお金を手にしたい
と願っている人は少なくないはずです。

手にするお金が増えればそれだけ自由に使える時間を得ることも可能です。

国立博物館の阿修羅展に比較的人が少ない平日の午前中にいくことができるし、
上杉謙信に関する本を読む事だってできる。

その気になればエヴァンゲリヲン新劇場版:破と真夏のオリオンと
20世紀少年~最終章~僕らの旗をビールを片手に3本立て続けに見ることだってできます。

しかしこのような生活は自分の能力や時間を切り売りしてその対価を得ている
会社勤めの人間ではそうすんなりと送ることはできません。


自分を取り巻く環境にうんざりはしているが仕方なく従っている
という人が100人いるとしたら、

「宝くじが当たると良いな」

という願望を抱いている人の割合は決して少なくないと思います。


ジャンボ宝くじが発売されるたびに、
唐津にある宝当神社に当選祈願に集まる大勢の人の群れが
ニュース映像に映し出されます。

もしかしたら私が思っている以上に当選願望を持った方は多いのかもしれません。

しかしその願望が叶えられることはまずありません。


なぜ神様に祈っても願望は叶わないのか?


それは、宝くじに当たることが心からの願望ではないからです。

心からの願望でなければ叶うことはありません。


多くの人は宝くじに当たることではなく当選後にもたらされる
大金を手にすることを望んでいるからです。

さらにそのお金で得られる物やサービスや時間や余裕を
手に入れることこそが心からの願望ではないでしょうか?

もしかしたらそれさえも本当の願望ではないかもしれません。

その答えは徹底的に自分と向き合ったその先にあるのだと思います。


あるいはもうすでに願望は叶っているのかもしれません。

自分を取り巻く環境にうんざりはしているが仕方なく従っているのは
組織に属すことで得られる社会的な保障、安定した収入や世間体を
失うことが怖いからではないでしょうか?

つまり安定こそが心からの願望だとしたら。

宝くじが当たって大金を手にすることによってもたらされる
何らかのトラブルや心理的不安を抱えることは安定を失うことになります。


だから宝くじは当たらない、願望は叶っているのだから
と言えるかもしれません。


それでは、また。
  


Posted by 鬼塚祐一 at 16:21Comments(0)