可能性というものを本当に望んでいる人はどれくらいいるのか?

鬼塚祐一

2008年06月26日 10:19

可能性という言葉には明るい未来を想像させる力があると思うのですが、
あまり可能性というものを望んでいる人はいないような気がする、
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。

例えば、

何らかの悩みを抱えていて困っている方がいるとします。

その方に悩みを解決するための答えを提示すると、


「それは嫌いだから…」

「それは出来ない、だって…」

「本当にそれで解決するんですか?」


という返答をする方がいらっしゃいます。


悩みを解決できる可能性が目の前にあるにもかかわらず、
それを手にとって行動する方はそんなにいない。


もしかしたら、

悩み事がないと落ち着かないのかもしれない、
と思ってしまいます。


それから、

「いい事を聞いた、ありがとう」

「すぐにやります!」

という反応をする方もいらっしゃいます。


ところが後日、

「その後どうですか?」

と聞くと、


「忙しくてまだやってません」

「やっぱり私にはできない…」

という返事が返ってくることもあります。


忙しい日常を変えたくて悩んでたんじゃないですか?

と思いますが、答えはすでにお話しているわけですから、
あとは本人がやるかやらないかです。


そう考えてみると可能性というものを本当に望んでいる人って、
そんなにいないのではないかと思います。


やれば可能性があるし、やらなければ今までと何も変わらない。

何もしないでウダウダ悩むのは単純な時間の浪費です。

もっと自分を大切にしましょう!


それでは、また。