介護施設で現場の生の声を聞かせていただきました
何かを知りたいときには現場を知っているプロに聞くのが一番だろうと思う、
ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。
最近、民間の介護保険に興味を持ち始めましたが、
介護のことに関してまったく知識がありませんので、
その保険が実際に有効なのか私では判断ができずにいました。
そこで、
分からないときには現場を知っているプロの方に聞くしかないと思い、
さっそく今日、私のお客様でもある介護施設に勤めている方にお話を伺いに行ってきました。
まずは介護施設の利用者の要介護度の内訳を聞きました。
すると施設を利用されている方は、
要介護に認定されている方よりも、
要支援に認定されている方のほうが多いそうです。
民間の介護保険は、
要介護2や3以上に認定されると介護年金が支給される、
といった仕組みの商品が多いのですが、
(この支給条件は保険会社によって異なります)
この要件を満たすのは、
よっぽど状態が思わしくない方じゃないと難しいということでした。
さらに来年の4月に介護保険制度が改正されて、
認定条件がさらに厳しくなるそうです。
試算では現在要介護2に認定されている方の約70%が、
要支援になるそうです。
つまり、介護年金の支給対象になる方が、
今よりもさらに少なくなるかもしれないということです。
他にもたくさんお話をお伺いしましたので、
何となく介護業界を介護保険のことが分かりました。
今後も介護保険の動向に注目していきたいと思います。
それでは、また。